11月11日 配信の KB2899516 適用後のInternet Explorerの警告表示について

11月11日 配信の KB2899516 適用後、Internet Explorerにおいて警告表示がポップアップされる問題

11月 11日の定例の Windows Update で配信された   KB2899516  を適用すると Internet Explorer でウェブページを開いた時に、これまで表示されなかったポップアップメッセージ画面(プロンプト画面)が表示されるという現象が起こっています。Microsoft Office IME 2010 「Web サイトで、このプログラムを使って Web コンテンツを開こうとしています」「□  今後、このプログラムに関する警告を表示しない(S)」「許可する(A)」「許可しない(D)」のプロンプト画面の表示です。

 これは、セキュリティの更新プログラム KB2899516 によって追加された、正常な機能です。これまで見たことの無いポップアップメッセージ画面が起動して、不具合と思われる方が多いようですが、正常な動作ですので心配はいりません。尚、セキュリティの観点からも KB2899516 を削除する事は危険です。また、Microsoft社も、「常に許可する」オプションを選択しないように勧奨しています。

— 25 Nov. 2015 追記 レジストリの操作による インターネット エクスプローラの動作の制御 —

 「常に許可する」オプションを選択を選択した場合に元の動作に変更する事が可能です。(警告のポップアップメッセージを表示する)方法は、Microsoft社から案内されています。もし元の動作に戻す必要がある場合には、以下のリンクを確認下さい。

 KB2899516 レジストリによる Internet Explorer の警告表示の制御

— 25 Nov. 2015 追記 完了 —

 既知の不具合も発表されています。「更新プログラムを適用した後、Internet Explorer が保護モードで実行時している状態で Internet Explorer 7 および 8 から Microsoft Access、Microsoft Excel、Microsoft Word にアクセスすると、SharePoint の一部の機能が動作しなくなる可能性があります」との事です。これを防ぐためには、サポートされている最新のインターネットエクスプローラの使用が推奨されています。

 ポップアップメッセージ画面については、慣れの問題かとも思います。たしかに煩わしいと思いますが。ただ環境によっては、Internet Explorer 7 および 8 から Microsoft Access、Excel、Word にアクセスすると、SharePoint の一部の機能が動作しなくなる不具合で業務上差し障りがある場合もあるかと思います。その場合の回避策は、今のところ Microsoft社から提示されていません。今後実害の報告された事例について、ケースバイケースで対策を考えて行こうと思います。また影響の及ぶ範囲と実例や、安全を犠牲にしない回避策についても模索したいと思います。

— 21 Nov. 2015 追記 —

 インターネットエクスプローラ 11 で特定のサイトを閲覧しようとすると、この表示が出て、「□  今後、このプログラムに関する警告を表示しない(S)」「許可しない(D)」の順に操作してもサイトが閲覧できないケースがありました。その場合の対処方法として、1). 右上の「ツール」「インターネットオプション」から閲覧の履歴を全て削除する。 2). 同じタブのホームページ欄に about:blank と入力して OK で閉じる。インターネットエクスプローラを再起動する。3). 再度、履歴を削除する。 の順番に試してみて下さい。これで閲覧が可能になったケースがあります。

 

参考 1:
MS15-116: Description of the security update for Pinyin IME 2010: November 10, 2015

参考 2:
Updates to change the way that Internet Explorer interacts with features in Microsoft Office applications

参考 3:
MS15-116: Security update for Microsoft Office to address remote code execution: November 10, 2015

 — 引用と要約 (参考 2) —

詳細情報 ( 要約 )

更新プログラムを適用した後、インターネットエクスプローラを起動した際に、インターネットエクスプローラが「Web サイトがインターネットエクスプローラの保護モード外でプログラムを利用しようとしている」という警告を表示する場合があります。この警告は、インターネットエクスプローラに実装されている保護モードを危険なウェッブサイトがバイパスする事を避けるために、設けられた機能です。この警告の中で、ウェブサイトからのプログラムへのアクセスを「許可する」「常に許可する」「許可しない」「常に許可しない」というオプションが選択出来ます。「常に許可する」or「常に許可しない」を選択し,かつ「今後、警告を表示しない」を選択した場合は、インターネットエクスプローラは、ウェブページを信頼しているかどうかに拘わらず、保護モードで閲覧している全てのウェブページに対して適用します。

注意 : セキュリティの観点から、マイクロソフト オフィス アプリケーションへのアクセスを、「常に許可する」を選択しないよう強く推奨します。更新プログラムの適用後に、特定のシェアポイントの機能が、 インターネットエクスプローラが保護モードで動作している間、インターネットエクスプローラ 7 , 8 からマイクロソフト アクセス、ワード、エクセルにアクセスした場合機能しない場合があります。この問題が解消されるまで、最新のインターネットエクスプローラを使用して下さい。

More information

After you apply the updates and restart Internet Explorer, you may be prompted by Internet Explorer that a website wants to use a program on your computer outside Internet Explorer protected mode. This warning is added to help prevent an unsafe website from bypassing protection that’s provided by Internet Explorer protected mode. In the warning, you have options to allow, always allow, deny, or always deny access to the program from a webpage. If you select the always allow access or always deny access option, and you select not to show the prompt again, Internet Explorer will apply your decision to all other webpages that are viewed by using protected mode, despite whether you trust the webpage.

Note We strongly recommend in the interest of security that you do not always allow access to Microsoft Office applications in this manner. After the update, certain SharePoint functionality may no longer work when you access Microsoft Access, Microsoft Excel, and Microsoft Word from Internet Explorer 7 and 8 while Internet Explorer is running in protected mode. We recommend that you use the newest supported version of Internet Explorer to work around this problem.

Article ID: 3112369 – Last Review: 11/10/2015 19:04:00 – Revision: 1.0


 概略は以上ですが、Microsoft社の説明の内容が実際の警告と異なる場合があるようです。バージョンの組み合わせによって異なるのでしょうか? また、この問題の解決に向けて Microsoft社は動いてくれてるのでしょうか? オフィスの一部機能が使えなくなった場合、支障の出る業務もあるかと思います。引き続き、この問題には注視して行きます。

 — Office 2010 , Microsoft Office IME 2010 —

  • 実験、検証環境
  • The environment of confirmation and experiment
  • Windows XP Pro SP3 x86 : ASUS P5W-DH-DX, ASUS P5QL-E
  • Windows 7 Pro sp1 x86 : ASUS P8Z77-M Pro, HP ProBook 5310m Strict No_GWX
  • Windows 8.1 Pro x64 : 富士通 (Fujitsu) LifeBook S762/F, P772/G Strict No_GWX
  • Windows 10 Pro x64 : 富士通 (Fujitsu) LifeBook S762/F
  • Strict No_GWX : Windows10の広告、遠隔診断を取り除いた機体用

Issued by Volitional Engineering
( winveg.com ) on 16 Nov. 2015

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