KB3160005 等の Internet Explorer 11 のセキュリテイ更新プログラムについて
KB3160005 等、2016年 03月 頃から配信されている Internet Explorer 11 の累積的なセキュリテイ更新プログラムにつきましては、「Windows 10 に勝手に更新される」、「なんらかの Windows 10 関連のアップグレードが含まれる」等の噂が蔓延しています。
これは、09 Mar. 2016 に配信された、 KB3139929 に端を発する噂です。
2016年 03月 に配信された、 KB3139929 に Microsoft 社が奇妙な説明を公開したことが原因です。実際には、多少のおかしな現象は確認しましたが、無害です。
KB3139929 の説明文中の ” non security-related fixes ” のリンクは現在は無効になってます。
Microsoft 社の広報( KB の説明 )が、明確な説明を公表せず、さらに Microsoft 社が強引な Windows 10 のアップグレードを推し進め、いたずらに世間の不安を煽ったのが間違いの原因です。
複数台の端末で検証を行いましたが、不具合は認められませんでした。
全て、Microsoft 社による Windows 10 の アップグレードを回避するためのレジストリの変更や、Windows 10 の アップグレードを回避するプログラムをインストール等してない端末です。
ただし、Microsoft 社の KB3035583 等の不要な更新プログラムは回避し、遠隔診断プログラムも回避してある端末です。
KB3160005 については、セキュリテイの更新プログラムであることに留意して下さい。
セキュリテイの更新プログラムは、通常は無条件で受け入れざるをえません。Microsoft 社は、Windows 10 にアップグレードすることでセキュリテイが向上すると喧伝してますが、これが原因でセキュリテイの更新プログラムを拒否する方が出てきたら、本末転倒な結果になってしまいます。
下記リンクのような普段と異なる現象は確認されましたが、初回起動時のみで無害です。
噂につられてセキュリテイの更新プログラムをインストールしない事には反対 します。
06月 15日 定例 Windows 8 Update on 15 Jun. 2016
KB3139929 containing Windows 10 nagware !? on 09 Mar. 2016
Issued by Volitional Engineering
( winveg.com ) on 15 Jun. 2016